1972-04-25 第68回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第3号
まず最初に原子力発電の問題につきまして、まず通産省にお聞きしたいと思うんですが、日本原子力産業会議が、二〇〇〇年に至る原子力構想、そういうのを発表しておりますが、まずそういう点に関連いたしまして、電力の需要が十年後には三倍になる、二十年後には六倍になる、二〇〇〇年ごろには九倍になる、そういうようなことを言っておるわけでございますが、通産省といたしまして、大体電力というのは今後どういうぐあいに伸びるものか
まず最初に原子力発電の問題につきまして、まず通産省にお聞きしたいと思うんですが、日本原子力産業会議が、二〇〇〇年に至る原子力構想、そういうのを発表しておりますが、まずそういう点に関連いたしまして、電力の需要が十年後には三倍になる、二十年後には六倍になる、二〇〇〇年ごろには九倍になる、そういうようなことを言っておるわけでございますが、通産省といたしまして、大体電力というのは今後どういうぐあいに伸びるものか
○近江委員 この日本原子力産業会議がまとめた「二〇〇〇年にいたる原子力構想」によりますと、わが国の原子力の発電設備容量が、二〇〇〇年において二億二千万キロワット、総発電設備容量のほぼ五〇%に達するわけです。いまのこの原子力発電所の建設状況また計画を見ておりますと、確かにその点は私はそれ以上上回る線で進んでいくのじゃないか、このように思うわけです。
まず、ごく簡単でございますから、科学技術庁の田宮さんにお伺いをいたしたいのでありますが、原子力産業会議で「二〇〇〇年にいたる原子力構想 原子力産業長期計画委員会報告書」というものを公式に出されておるわけであります。中を拝見いたしますと、非常にけっこうなことをいろいろ書いてあるわけであります。
御指摘のように、原子力産業会議の「二〇〇〇年にいたる原子力構想」は、燃料問題、資源問題その他産業の高度化ということを踏まえまして、原子力発電に対します期待といたしまして、昭和六十五年には原子力発電の設備計画一億一千万キロワット、昭和七十五年には二億二千万キロワットという、いわば野心的な構想を掲げておるわけでございます。
○藤尾小委員 あなたに対します御質問は、大体それで終わるといたしまして、最後に御要望申し上げておきますけれども、とにかく、先ほど読み上げました「二〇〇〇年にいたる原子力構想」というものをせっかく出しておいでになる。そしてその計画を順次お進めをいただいておるわけです。
なお日本原子力産業会議というのが非常に熱心に原子力開発のことに御協力を願っておりますが、ごく最近にこの会議が、「二〇〇〇年にいたる原子力構想」というものを発表いたしました。これはたいへん参考になりまするし、われわれがこういう長期計画を立てまする上におきましても、これらを十分にひとつ参考にしてまいりたい、かように考えておる次第であります。